プラークコントロールと糖尿病の関係

運動や食事など生活習慣のちょっとした見直しで血糖を良好にコントロールすることは可能です。なかでも、簡単にできる上に効果が高いのが、毎日の歯磨きです。毎日の歯磨きは、虫歯予防だけではなく歯周病予防のためにも効果がありますが、この歯周病は糖尿病にとってタイ的になる存在なので、しっかりとした対策が必要です。

歯に歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊がこびりついていると歯周炎を起こしますが、そのまま放置していると細菌が血管を介して全身に及び、動脈硬化や心臓病など別の病気をも引き起こすと考えられています。

一般的に、糖尿病の人は歯周病にかかりやすいといわれていますが、歯周病菌はブドウ糖の代謝障害を招き、糖尿病の前段階に繋がることも明らかになっています。高血糖と歯周病の関係についてはさまざまな研究・実験が行われていますが、歯周病を治療すると血糖値が下がったという報告が多くありますから、積極的なケアを取り入れたいものです。

歯の細菌は就寝時に増殖しやすいので、寝る前の歯磨きは特に念入りに行い、正しいブラッシングはもちろん、歯ブラシで届きにくい歯と歯の間の汚れを取り除くためにもフロスを利用するようにしましょう。6ヶ月に一度は専門医の定期健診を受け、歯石を除去してもらうことも大切です。